1981年より家に導入が始まったホームセキュリティー。

「家に侵入者が入った時や火災が起きた時にはセンターでそれを感知し管理センターへ連絡。管理センサーから異常が見られる家に担当者が来る。」

というのが一般的ですが、IoTの普及に伴い、その状況が一変する可能性があります。

ホームセキュリティーの市場規模は2013年は約900億、2014年は約1000億だと言われており、
世界規模だと2016年約3兆円、2020年には5兆円を突破すると見込まれています。

家への侵入被害は年々減ってはいるものの、新築建物の建設は増えているので、新築へのセキュリティー導入が盛んに行われているのが現状です。

最近注目を浴びるようになった「民泊」や東京オリンピックで外国人の来日人数も増えることが見込まれるのでよりセキュリティーに関する注目は高まって来ています。

カジノが建設されたり、今後日本国が移民を受け入れるようになると
もっと市場規模は膨れ上がって行くでしょう。

IoTがしてくれること

IoTとホームセキュリティーが組合わさるとどのようなことが起こるのでしょうか?

IoTを家に導入することによって

  • 不審者や侵入者の発見
  • 火災の感知
  • 管理センターへの連絡

まずはこれらがより充実していきます。

ただこれだけでは従来のホームセキュリティーとなんら変わらないような感じもするのですが、
家具や家電との連携、人だけではなくペットの状況管理も出来るようになっていくようです。

センサーで連動させるだけで良いので技術的にはもう既に今の段階でもありますからね。

自宅へ帰ったときにセンサーが人を感知したら、自動でお風呂を湧かしたり部屋の温度管理ができたり、冷蔵庫からビールを取り出してくれるような連携サービスも期待されます。

セキュリティーだけではなくそこから人の生活に関わることがスマホとアプリだけで出来るようになるので生活の質も上がって行くはずです。

ALSOK社のIoT

大手総合警備保障会社のALSOKのIoT関連の情報をシェアします。

大きなイベントの警備にあたる際に、ALSOKは配置している警備員にウェアラブルカメラやスマートフォンを装備させ、
カメラセンサーで情報収集し、その情報を管理センターへ送っています。

警備員から送られた情報を元に、ロボットやドローンが作動することでより精度の高い警備を実現しているのです。

逆にロボットやドローンからの情報が管理センターを通して警備員に送られることもあります。

異常が発生したらセンサーで感知することで、より素早い警備活動が出来る訳です。

来る東京オリンピックに備えてセキュリティー技術も上がっているように思いますね。

いずれホームセキュリティーも家にセンサーを取り付けるだけではなく、ドローンやロボットがやってくれるようになるでしょう。

またIoT製品としてリリースされて注目を集めているのが、
Secual」「Cubeキット」です。

Secual

株式会社Secualは「Secual」というサービスを展開しています。

安心をもっと身近にカジュアルに」をコンセプトに事業展開しておりIoTとホームセキュリティーを繋ぐ役割を果たしてくれます。

Secualは、センサー、ゲートウェイ、スマホアプリから成り立っています。

窓やドアに設置したセンサーが、振動や衝撃、開閉を検知し、ゲートウェイとスマホ上の専用アプリに通知します。
ゲートウェイは大音量の警戒アラームで、侵入犯を威嚇します。

また、アプリを使用することで侵入を早期に検知し
、事前に登録したグループ(例えば「家族」や「ご近所」)に簡単に一斉通知でき、警戒の呼びかけや状況確認を依頼することができます。

またSecualを運営している会社によれば

  • 一人暮らしの女性の防犯
  • 家庭の防犯
  • 高齢者世帯の見守り
  • 展示品の盗難防止
  • 貴重品の管理
  • 店舗・事業所の入室管理

これらのことが「Secual」ひとつで可能なようです。

「一人暮らしの女性の防犯」はニッチな感じもしますが、かなり需要がありそうなジャンルですよね。

初期費用や月額費用を低めに設定しているようなので、誰でも気軽に導入出来るところが嬉しいところです。

参考・引用:secual-inc.

Cubeキット




株式会社Life styleは世界最小クラスの積み木型Iotホームセキュリティシステム「Cubeキット」を販売しています。

  • 世界最小クラスのIoTゲートウェイ
  • 防犯や電気の見える化など手軽に導入
  • 暮らしをスマートにする拡張性

「Cubeキット」の売りはコンパクトさ。

手の平サイズで追加工事費はなく気軽に家に導入出来ます。

Cubeキットを玄関ドアに取り付け、スマホとアプリさえあれば「何時に玄関ドアが開いたのか」を閲覧することができるので機能としてもばっちりです。

モーションセンサーが内蔵されているので家だけではなく、実店舗にも相性が良さそう。
両親が共働きで子供がいる家庭でもこれを使えば子供が何時に帰っているのかがアプロを見ればわかりますよ。

導入の幅が広がって行きますね!

参考・引用:lifeis.style

今後の展開

新築件数の増加、テロ対策、東京オリンピック、移民受け入れ、カジノ計画によって
今後ホームセキュリティーの業界は間違いなく盛り上がって行くでしょう。

今後の展開としてはIoT製品の導入と普及によってホームセキュリティーだけではなくて、防災・減災の分野や医療・ヘルスケアの分野との連携もしていくことが予想されます。

世界的に見ればまだ日本のホームセキュリティー市場はまだ小さいと言えます。

新しい技術の発達によって私たちが暮らしやすい街作りが出来ると良いですね!


【未来予測:第3回】犯罪予防は2045年までにここまで進化する!予測感知システム現在稼働中