KDDIとJR西日本がVR(バーチャルリアリティー)空間で災害対策出来るコンテンツを開発しました。

昨今、地震や津波などの災害が日本を襲っています。

災害に対して適切に対応して行くためには事前準備が必要であり、しっかり対応していくためにはメンタル・判断力・状況理解力が高いレベルで求められています。

東京ディズニーランドでは年に180回防災訓練をしているようで、各社災害時の対応を訓練しているようです。

VRを使用することでより「リアル」に体感してトレーニングを積み、災害時に適切な行動を取ることができます。

体感・・・・
電車が走っている走行感と電柱の標識を肉眼で捉えられるように6Kの高解析度で作られているため、緊急事態が発生したときのシュミレーションが本格的に出来ます。

実際に起こっている感覚を味わえるのでメンタルトレーニングにもなります。

育成・・・・
浸水エリアマップや津波到達想定時間などの災害情報をマップ形式で見ることができるので運転手の災害時の適応力・判断力を養うことができます。

JR西日本における導入目的

VR機器を活用し、地震や津波などの自然災害や、マニュアルだけでは対応が難しい緊急事態に直面した際に柔軟かつ最適な行動を取ることができる運転士・社員の育成を図る。

  • 紀勢線 串本駅~新宮駅間の約43kmの実際の映像をもとに、運転士の視点で360度を見渡せる
  • 訓練者は、アクセルとブレーキにあたるコントローラーを両手に持ち、列車の停止や移動が行える
  • 画面上に「標高」や「キロ程」を表示しており、数字は走行に応じて変化する
  • 停止させた位置と連動したJR西日本オリジナルの「津波避難アプリ」をVR画面上に表示することにより、訓練者は停止地点から最寄りの出口や避難場所を確認することができる
  • VR機器セットについて、5m四方のスペースがあれば設置可能で、持ち運び可能
  • 訓練に関するデータは、緊急地震速報鳴動地点やその際の対応などをログとして抽出でき、次回の訓練に活用できる機能も備えている

またVRによる「避難行動の演習コンテンツ」と「地震・津波発生疑似体験コンテンツ」の一部をYOUTUBE上で公開しているので気になる方はご覧ください。

機能拡張で更なる災害対策へ

VRは肉眼でバーチャル空間を捉えるのですが、視覚以外は刺激されません。

なので手足の触覚を再現したり、VRと連動して操縦士が座っている椅子が動くなどのより没入感を感じられるようなVR周辺機が求められるでしょう。

KDDIとJR西日本は

心拍数取得
体験時にウェアラブルウォッチを付けて被験者の心拍数や精神状態をチェックする

車両CG化による車両内移動シュミレーション
運転席後方の車両や乗客をCG化し誘導を含めた訓練をする

これらのVRの機能拡張や他のツールを連携することで、よりリアルな災害対策をすると語っています。

VRはこのような災害対策のツールとして使われるなんて、驚きですよね!
様々な用途と使われるようになってきていますね