ウェアラブルデバイス市場は2025年に市場規模15兆円に達します。

日本ではまだまだウェアラブルデバイスは認知をされておらず、「そもそもウェアラブルってなに?」という人も多いですが、それでも2017年には市場規模は3兆円を超えました。

まさに次世代の注目産業って感じがしますよね!

これからウェアラブルデバイス市場はどのようになっていくのか?を総務省が出したデータを基に考えていきます。

Iotやセキュリティー市場は世界中から注目されていますし安価でしっかりとしたサービスが多く出回ってきましたね。

今回は総務省が公表したデータとともにウェアラブルデバイス市場の将来性について話していきます。

ウェアラブルデバイスはすべての産業に密接に関わって来る

ウェアラブルデバイスの活用例は以下の通り。

  • 医療・・・診察支援、患者への見守り
  • 警備/防犯・・・ホームセキュリティー
  • 監視・・・従業員の働き監視、運搬物の管理
  • ヘルスケア・・・健康管理、心拍数、消費エネルギー数の計測
  • ペット・・・見守り、餌やり
  • 交通・・・アラームシステム
  • 観光・・・都市案内、通訳
  • ゲーム・・・VR/ARとの連携
  • スポーツ・・活動量の計測、審判の代わり

幅広い産業に徐々に広がりつつあります。

ほぼすべての産業にウェアラブルデバイスの適用が可能です。

ウェアラブルデバイスのIoT製品で高齢者の認知症を予防するものが発売されたり、ヘルスケア業界の最先端として注目される製品も数多く市場に出回るようになりました。

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2018年の動向

国内の市場は少しだけ前年比を割っていますが、世界では伸びているのがわかります。

ウェアラブルデバイスが生活に欠かせないツールだと消費者が感じるのはもう少し先なのがわかりますね。

一気に市場が拡大する機会を世界のメガ企業は虎視眈々と待っていることでしょう。

ウェアラブルの普及を加速させる3つのもの

ウェアラブルデバイスが注目を集めるようになった主な要因は3つあります。

  1. クラウド上でデータの送信・受信が出来るようになった
  2. 製品が小型化し、身につけても負担が感じなくなった
  3. インターネットやセンサー、スマホ、スマホアプリが普及している

以前では
クラウド上にデータを送るなんて、セキュリティー的に大丈夫なの?
と不安視する声もありましたが、

不安よりも便利さを重視する人の割合が増えてきたようです。

4つ目を加えるなら、「現在人の慣れ」ですかね。

Appleがスマートフォンを出したときにほとんどの人が

  • 「バッテリーが短い」
  • 「画面に指紋が付く」
  • 「多機能さは必要なく電話さえ出来れば良い」
  • 「操作しにくい」

と考える人が多かったですが、そのシンプルなデザインや充実した機能でどんどん携帯市場に広まって行きました。

ウェアラブルデバイスの構想も10年以上前からありましたが、
10年前に同じような製品が出ていたとしても流行ることはなかったでしょう

2019年5Gで一気に変わる?

今の通信は4Gですが、2019年には5Gに変わります。

通信速度が20倍上がるためこれまでダウンロードに20分かかっていたものがほんの20〜30秒で完了します。

スマホ端末の中にデータを入れているのが一般的ですが、5Gで通信速度が高速化すると、端末に記録しておく必要が無くなりますよね。

今は箱のような形状をしていますが、スマホの形が一気に変わる可能性が高いです。

その時に、今のスマホから通信可能なウェアラブツデバイスへ乗り換えるようになるかもしれません。そういった意味でもウェアラブルデバイス市場は注目されています。

2025年で市場規模15兆へ〜

Hanover Research

2017年でウェアラブルデバイスの市場規模は3兆円ほどでした。

2020年でその2倍の6兆は越える見通しです。ここで総務省が平成27年に出したデータを参照していきます。

出典:総務省「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」
出典:総務省「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」

ほとんどの人はウェアラブルデバイスに対しての認識を持っていません。

出典:総務省「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」

内容を良く知っている人は全体の5−7%しかいません。利用したいと思う人は5%以下です。

しかし、たったの10%未満の人たちしかいないけれども市場が拡大しているわけです。

さきほどもお伝えしたように、ほぼすべての産業でウェアラブルデバイスは活用の余地があります。

またウェアラブルデバイスを利用したくない理由は主に3つ。

利用したくない主な理由 出典:総務省「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」
  • 常にウェアラブル端末を付けるのが面倒だから
  • 価格が高いと思うから
  • 機器を使ってまで健康管理をする必要性を感じないから

この3つの理由ですが、

  • 指輪と同じくらい軽量化されたら・・・
  • 他社の参入で価格が一般レベルにまで低くなったら・・・
  • 病院や健康診断がウェアラブルデバイスで出来るようになったら・・・

どうですか?

Hanover Research

これはウェアラブルデバイスの市場図です。(参照:Hanover Research)

Google、HP、Panasonic、IBM、Microsoftが占めていますが、その他の割合が約70%。

その勢力図の中に、Facebook、Amazon、Softbank、NTT、Sonyが参入するとしたらどう思いますか?

クラウドファンディングで資金が獲得しやすくなったベンチャー企業も名乗りを上げて行くでしょう。

さらにこの巨大な市場に国単位で入って来る可能性もあります。

そう思うと

  • 常にウェアラブル端末を付けるのが面倒だから
  • 価格が高いと思うから
  • 機器を使ってまで健康管理をする必要性を感じないから

これらの不満点は解消されると思いますよね。

Appleは「apple watch」を発売しました。

Apple社CEOのティム・クックは自分の腕に血糖値測定機器を付けて、日々製品向上に努めているようです。「apple watch」の付加価値、付加機能のアップに日々切磋琢磨しているようですね。

2017年前半期に
ウェアラブル業界でAppleがFitbitとXiamiを抑えて業界ナンバー1になったこともニュースになりました。

このように考えると、2025年には市場規模15兆円を突破する見通しが立つと思います。


参考URL
総務省「ICTが拓く未来社会〜ウェアラブルデバイスの普及が暮らしに与える影響」
総務省「ICTが拓く未来社会〜注目されている背景」
総務省「社会課題解決のための新たなICTサービス・技術への人々の意識に関する調査研究」


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編集長 松本

合同会社WMC代表 Iotラボの編集長もやっています。