世界のウェアラブル業界でAppleがマーケットトップシェアを獲得していることがわかりました。
Appleのマーケットシェアは2016年第1四半期の12.1%から2017年の15.9%へと3.8%増加し、第3四半期には350万個の腕時計を出荷しました。
ウェアラブル業界でトップを走っていたのは「Fitbit(2016年度 シェア率24.7%)」で続いて「Xiaomi(2016年度 シェア率20.9%)」でした。
Strategy AnalyticsのNeil Mawston氏は
「Apple Watch Series 2はスタイリッシュで製品が魅力的に見える。販売のためのマーケティングに成功し、アメリカやイギリスで販売好調となっている。」
と語っています。
Fitbitがマーケットトップシェアから離脱してしまったのは同年に従業員数の6%を解雇せざるをえなかった状況が結果的にトラブルを招き、販売促進や製品面でAppleに負けてしまったと分析することができます。
フィットネスバンドの市場縮小
Fitbitがウェアラブル業界でトップシェアから離脱してしまったのは、フィットネスバンドの市場規模が縮小状態であることも考えられます。
Appleは新興のスマートウォッチ市場での伸びを見せており、Fitbitは参入を遅れているのが現状です。
Strategic AnalyticsのCliff Raskind氏は
「Fitbitの出荷数、収益数、価格設定の面で売上が縮んでいる」と指摘しています。
ウェアラブル業界でシェアを取って行くためには以下の4つが必要です。
- スタイリッシュな見た目
- ユーザーが欲している機能
- 充実したカスタマーサポート
- 新興マーケットへの参入と開拓
購入するユーザーありきで製品を開発しそこから効率の良いマーケティングや広告宣伝をしていかなくてはなりません。
これからどんなウェアラブルが発売されていくのか?楽しみですね!
参照・引用http://mashable.com
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編集長 松本
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